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在宅勤務(テレワーク)で安定的・戦力的に働く技術とは




■執筆者:NEXT HERO在宅ワーカー


「不安定な体調でも継続的に働ける環境」を探した結果、辿り着いたのは在宅勤務(テレワーク)という働き方でした。

私は「双極性障害」と呼ばれる精神障害を抱えています。発症から10年が経過した現在、日常的な通院や投薬治療、家族のサポートなどの甲斐もあり、症状に関してはある程度安定しています。しかし身体的、精神的ストレスがかかると不安定になるため、主治医の指示のもと「ストレスがかかる環境を極力避ける」ことを意識しながら生活しています。

そしてそれを基に仕事を探した結果、在宅勤務という形の働き方を知り、現在に至ります。


この働き方によって、以下のようなストレス環境を意図的に避けることができていると思います。


ストレス環境を意図的に避ける方法

① 満員電車に揺られて出勤する ② 多方面の方々とコミュニケーションをとる ③ マルチタスクで動き回る

会社の上司とはWEB上のチャットで日々コミュニケーションを取るほか、webミーティングで毎日面談を行いながら業務を遂行しています。始業前のWebミーティングは基本的に毎日行い、当日の体調を報告することから始まります。また、体調の良し悪しに応じてタスク内容や量を調整することも行います。そして、仕事中の質問やその他のコミュニケーションはwebチャットを使って常に行うため、「孤独な環境下で黙々と作業する」という状況はありません。

自宅というストレス要素の少ない環境で働く反面、仕事には緊張感があり、特に「時間管理スキル」が求められると感じています。私の業務内容はwebライティングがメインですので「〇〇日までにいくつの記事を作成する」という締め切りが設けられているケースがほとんどです。これに対して「どのように書けば納期に間に合うか、どうやれば効率的で品質の高い記事に仕上がるか」などを考えながら書いています。すなわち、在宅勤務を通じて、自身の体調とタスク量、納期と常に向き合いながら仕事をすることによって「効率的に仕事を片付けるスキル=時間管理術」が自然と鍛えられるのです。


在宅勤務(テレワーク)で信頼を高めるコミュニケーションとは

相手の顔が見えない在宅勤務の場合、「報告や連絡がない上に何も記事が書けていない」となると「サボっていたのか?」と信頼を損ねることにもなりかねないため、以下の3つを意識しています。

① 体調が悪い時はすぐに連絡する ② 納期に間に合わないと感じたらすぐに連絡する ③ ②の連絡の際は「何に時間がかかっているのか、どうすれば間に合うのか、自分はどうしたいのか」を相談する

このような在宅勤務を通して感じるのは「体調が不安定になりがちな精神障害者にとって在宅勤務は非常に働きやすい環境である」ということです。上記のような「報連相」が在宅勤務者と企業間でしっかり行える信頼関係が整っているのであれば、継続的な勤務は十分に可能だと思います。現在の日本社会では「来社勤務が必須」という風潮が変わりつつあり「在宅勤務を推奨する」という企業も増え始めていますが、まだまだ少ないことが現状です。


近い将来「体調に不安のある障害者」でも働きやすい在宅勤務環境が整備されていくことを切に願います。