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精神障がい者の"働く(戦力)"ための努力と創意工夫に期待!







■執筆者:NEXT HERO在宅ワーカー


以下の項目に1つでも心当たりのある場合は、障がい者雇用における"戦力化"を逃している可能性が高いです。

・求人募集をかけても誰も応募してこない ・即戦力になる人材がいなくて困っている ・せっかく採用したけど半年で辞めてしまった ・障害者と社員とのコミュニケーションがうまくいかない

厚生労働省が実施した「生活のしづらさなどに関する調査」「患者調査」では、平成28度の日本の障害者は推定で936万人というデータが報告されています。そのうち精神障害者は400万人です。そして、民間企業で就労している精神障害者は約6万人(平成30年度厚生労働省調べ)です。

ほとんどの精神障害者は仕事につけていないということになります。精神障害者の就労移行が難しい理由はなぜでしょうか。

精神障害者雇用における問題とは


答えはシンプルです。

企業からすれば、精神障害者の雇用は「雇いづらい」「支援方法が難しい・わからない」など、解決しなければならない課題が"定性的に多い"と考えている側面があります。そして、就労を望む精神障害者からすれば、「雇いづらい」「支援方法が難しい・わからない」など、精神障害者雇用に不安あるいは不満などを抱え続けている企業では、なかなか双方理解の上で働き続けるのは困難なのではないか」と思っているからです。

では、どうすれば企業と精神障害者を上手にマッチングすることができるのでしょうか?この問題は少し難易度が上がります。精神障害者の症状によってできる作業とでできない作業が発生するからです。しかしこの問題も企業と精神障害者の工夫があれば解決できます。

例えば、A君(うつ病の精神障害者)がいるとします。A君は事務作業をしていましたが、電話が鳴っても受話器を取ろうとしません。会社もA君もお客様とコミュニケーションが取れず困ってしまいました。企業はどうすればA君の問題を解決することができるでしょうか。

ヒント!「A君の特徴」 ・遅刻をしたことがない ・ITリテラシーが高く社内での評価も高い ・A君はとても明るく元気な性格

答え合わせ! 企業の皆様!在宅雇用を視野に入れてみましょう。A君はITリテラシーが高いという武器があります。また、真面目な性格で、任された仕事は責任を持って最後までやり遂げます。A君は直接お客様と電話で会話することに強い抵抗感がありました。しかし、在宅雇用で、企業やお客様との連絡ツールに「チャットワーク」や「スラック」などを活用すれば問題は解決しそうですね。

私もA君と同じくうつ病の精神障害者です。私の場合、薬の副作用で日中意識が朦朧とする時があります。そのような時はすぐベッドに横になり、体を休めます。体調不良で作業が滞りそうなときは、チャットで連絡をいれて対応しています。記憶力が低下しているので、お客様とのミーティングは常に録画・録音しています。作業しているか心配なお客様の場合は、スプレッドシートなど、クラウドベースで作業できるツールを共有して業務を進めます。これは私の創意工夫のごく一部でしかありません。

最後まで読んでくれた企業の皆様に一言! 「障害者の努力と創意工夫に期待してください」